3地点で海底ボーリング作業を継続 辺野古沖


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米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議の声を上げる市民たち=24日午前8時すぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設計画で24日午前、海底ボーリング調査を行うスパッド台船2基と大型クレーン船1隻が大浦湾の3地点で作業しているのが確認された。移設に抗議する市民らは抗議船2隻とカヌー7艇で海上に繰り出し、臨時制限区域の内外で移設作業を止めるように訴えた。

 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では午前6時から基地内に入る車両を市民らが監視した。午前8時には市民約30人が集まり、「新基地建設、埋め立て反対」「普天間を返せ」と抗議の声を上げた。
 集会でヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「きょう午後7時から沖縄市で(移設に反対する)市民会議の結成集会がある。ほかの地域でも設立の動きがあり、翁長雄志知事を支える体制を作り上げたい」と話した。 【琉球新報電子版】