「辺野古基金」寄付、2週間で8978万円に


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を阻止するため、県議会与党会派や経済関係者らが中心となって設立した「辺野古基金」への寄付が設立から約2週間の24日現在で3381件、8978万193円となった。那覇市旭町の金秀本社で与党県議らが会見して発表した。1回目の発表から1週間で約2倍に増えた。5月中旬までに総会を開き使途などを決定する。

 共同代表は現在7人が就任しており、ほかに県外の著名人数人に打診しているという。氏名については正式決定後に公表するとしている。5月中旬の総会までには一定のめどを付ける方針。
 振込先は県外からの寄付を見据えて準備していたみずほ銀行の口座が24日までに開設された。また各金融機関に振込手数料の免除を打診している。県労働金庫は県内からの振り込みに限って免除が決まった。
 会見で新里米吉県議は「米紙への意見広告掲載などを含め、5月の総会で基本的な活動方針を打ち出したい」と述べた。