市民手を振り平和希求行動 グローバル・ウェイブ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【辺野古問題取材班】米軍キャンプ・シュワブの新ゲート前で25日、核兵器や新基地建設などに反対する「グローバル・ウェイブ2015」が行われた。ゲート前で辺野古新基地に反対する市民ら約100人が参加し、「バイバイ」と言いながら手を振って平和を希求した。

 子育て世代や若者たちに新しい表現の運動を伝える市民団体「ニュー・ウェーブ・トゥ・ホープ」が呼び掛けた。27日からニューヨークの国連本部で始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けて、世界中で行動を一つにする計画の一環。
 「ニュー・ウェーブ・トゥ・ホープ」の城間えり子共同代表は「核や基地の問題の根本は同じ。平和を求める人と連帯し、辺野古の闘いを世界にアピールしたい」と話した。行動の様子は「グローバル・ウェイブ2015」のHP、http://www.globalwave2015.org/home‐5/で見られるという。
 この日は工事関連資材などを積んだ車両6~7台が午前9時すぎに旧ゲートから基地内に入り、監視しようとする市民と県警、民間の警備員らがもみ合いになり一時騒然となった。海上では市民のカヌー16艇、抗議船3隻が出たが、掘削調査は確認されなかった。