市民ら首脳会談を注視 シュワブのゲート前で座り込み


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米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対し、集会を開く市民たち=26日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では26日も、新基地建設に反対する市民らが抗議行動をしている。午前6時すぎからゲート前でシュプレヒコールを上げたり、沖縄防衛局の車両の進入を阻止しだりし、建設に反対の意思を示した。市民の抗議船やカヌーは海上に出ていない。

 午前10時半からの集会には市民約25人が座り込んでいる。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は、28日に行われる日米首脳会談について「(辺野古の現状について)安倍首相が米国にどう伝えるのか注視したい」と述べ、「目標である基地建設阻止に向けて、未来の沖縄や大浦湾のサンゴのために頑張ろう」と呼び掛けた。【琉球新報電子版】