黄色いハンカチ、山城さんを応援 辺野古で書き込み広がる


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
メッセージが書かれた黄色ハンカチを手にする宜野座映子さん=28日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】闘病のため抗議運動の現場を離れた沖縄平和運動センター議長の山城博治さん(62)の回復を祈り、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で黄色いハンカチに山城さんへのメッセージを書き込む動きが広がっている。

 発起人は、これまでも座り込みの女性の誕生会を企画するなど集会を盛り上げてきた宜野座映子さん(68)。メッセージを集め、映画「幸福の黄色いハンカチ」のラストシーンのように何十枚もつなげて飾るのが目標だという。
 宜野座さんは、政府の動きや激しさを増す抗議行動を見て山城さんが焦って無理をしないかを心配する。「黄色いハンカチは『いつまでも待っている』というメッセージも込められている。ゆっくり休養して、しっかり病気を治して帰って来てほしい」と語った。