辺野古の掘削作業続く 市民ら海上とゲート前で抗議


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米軍キャンプ・シュワブ前で抗議活動をする市民ら=7日午前8時20分ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む大浦湾では7日午前、沖縄防衛局がスパット台船2基による海底ボーリング調査を続けている。台船近くの大型クレーン船にも作業員の姿が確認される。一方、建設に反対する市民らはカヌーなどで抗議行動を展開している。

 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、市民らが午前6時すぎから「新基地反対」「ボーリング調査をやめろ」などとシュプレヒコールを繰り返した。9時半ごろ始まった集会にはうるま市島ぐるみ会議の約50人を含む110人以上が参加。沖縄平和市民連絡会の城間勝事務局長は「日米両政府の動きをチェックしないといけない。正義はわれわれにある」と訴えた。
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