イスラエル連立政権で合意 ネタニヤフ氏続投へ


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 【エルサレム共同】3月のイスラエル総選挙後、連立協議を進めていた右派リクードのネタニヤフ首相は6日、極右政党「ユダヤの家」と連立政権を組むことで合意した。既に新党クラヌや宗教政党とも合意しており、国会定数120の過半数を確保、近く国会の承認を経て、ネタニヤフ氏が続投、連立政権が発足する見通しとなった。地元メディアなどが報じた。

 ただ連立政権に参加表明した各党の合計議席数は過半数ぎりぎりの61にすぎず、ネタニヤフ氏は不安定なかじ取りを余儀なくされる可能性がある。
 ユダヤの家は、パレスチナ問題の強硬派で、中東和平交渉の再開が遠のく恐れもある。
(共同通信)