【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民ら約20人は10日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議活動を行った。午前7時すぎ、県警察は同基地へ入る作業車両を阻止する市民らを抑え込むなど緊迫な場面もあった。
一方、台風6号の接近に伴い、市民らはゲート前に設置されていたのぼりなどを片付けた。
午前までに、海上に設置されていた大型クレーン船も撤去された。台風対策の一環とみられる。今後再び設置されるまで、海底掘削(ボーリング)作業はないと見込まれる。【琉球新報電子版】