原発比率20~22%に反対 自治体首長らが緊急決議


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 38都道府県の市区町村長や経験者108人でつくる「脱原発をめざす首長会議」は10日、兵庫県宝塚市で第4回年次総会を開き、2030年の電源構成比率で原発を20~22%とする政府案に反対する緊急決議を採択した。同内容の申し入れ書を今月中にも安倍晋三首相らに提出する。

 緊急決議では、政府案が自民党の政権公約と食い違っていることや、原則40年の運転期間を超えた稼働を前提としていることを批判した。
 総会には日本原子力発電東海第2原発がある茨城県東海村の村上達也前村長ら14人が参加した。
(共同通信)