米軍普天間飛行場の移設計画をめぐり、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では11日午前も新基地建設に反対する市民らが抗議活動を続けた。「止めよう辺野古新基地 沖縄市民会議」の約50人も駆け付けた。市民らは台風6号の接近に備え、テントの撤去作業などを行った。
一方、移設予定地に面した大浦湾で作業に当たっていたクレーン船などは別の場所に避難しており、海上ではボーリング(掘削)調査などは確認されていない。沖縄防衛局の警戒船も出ておらず、市民による海上での抗議活動も見送られた。
【琉球新報電子版】