辺野古反対民意を海外記者に訴え 知事、20日に初会見


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設阻止を掲げる翁長雄志知事が20日に東京の日本外国特派員協会と日本記者クラブでそれぞれ会見することが、12日決まった。翁長知事は辺野古移設に反対する県の考えや県民の思いを訴える。

昨年12月に知事に就任して以降、翁長氏が海外メディアに向けて記者会見を開くのは初めて。
 20日午前11時から日本記者クラブで、同午後1時から外国特派員協会でそれぞれ会見する。
 翁長知事は27日から訪米を予定。31日から6月4日までの日程でワシントンに滞在し、米政府や議会関係者、シンクタンクなどを訪ね、辺野古移設に反対する県の意思を伝え、計画見直しを求める。これに先立つ会見によって、沖縄の主張について海外へも理解を広げることを狙う。