安保法案を衆院提出 野党は対決姿勢


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 政府は15日午前、自衛隊の海外活動拡大を図る新たな安全保障関連法案を衆院に提出した。これを受けて与野党の国対委員長が国会内で会談し、与党側は早期の特別委員会設置と審議入りを呼び掛ける方針。民主党など野党は対決姿勢を強めており、日程調整も容易ではなさそうだ。

 特別委の名称は「わが国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」。与党は今月下旬に審議を始め、今国会中の成立を目指す。自民党は特別委員長に浜田靖一元防衛相の起用を内定。
 与党は14日の衆院議院運営委員会理事会で、審議の場となる特別委員会を19日に設置し、21日に本会議で審議入りする日程を提案。
(共同通信)