自民、「6増6減」で最終調整 参院選改革案 


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 自民党参院執行部は、参院「1票の格差」是正に向けた選挙制度改革をめぐり、定数の「6増6減」案を各党に提示する方向で最終調整に入った。党幹部が15日、明らかにした。19日の自民党参院議員総会で溝手顕正参院議員会長が理解を求めた上で、21日にも開く与野党代表者の検討会に示す方針だ。隣接する選挙区を統合する「合区」は、党の当初案としては見送られる見通しとなった。

 しかし、公明党や野党は、6増6減だけでは格差の縮小幅が小さいとして同案に否定的だ。与野党協議の結果、最終的に限定的な合区案が再浮上するとの見方もある。
(共同通信)