「大阪都構想」否決 橋下氏引退の意向、維新に大打撃


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 大阪市を廃止し、五つの特別区を新設する「大阪都構想」への賛否を問う住民投票が17日投開票され、否決された。大阪維新の会代表の橋下徹市長は12月までの市長任期を全うした上で政界を引退する意向だ。最高顧問を務める維新の党にとって大きな打撃となる。

 市選管によると、20歳以上の大阪市民が対象で、当日有権者数は210万4076人。投票率は66・83%で、大阪府知事選との「ダブル選」となった11年の市長選の60・92%を5・91ポイント上回った。
(共同通信)