「沖縄の決意に感動」 県民大会参加者ら辺野古で市民を激励


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県民大会に参加した人たちが激励に訪れたキャンプ・シュワブ前のテント=18日午前9時、名護市辺野古

 米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では18日午前も市民らが抗議の声を上げた。17日の那覇市での県民大会に県外から参加した人たちがシュワブのゲート前や反対の座り込みを続ける辺野古の浜のテントを訪れ、市民らを激励した。

 ゲート前で座り込みを続ける伊波義安さん(73)=うるま市=は大会について「怒りに満ちた県民の熱気を感じた。私たちの正しさを証明するため、絶対に引いてはいけない」と語った。大会に参加するため沖縄を訪れたJR東日本労連の約40人は「新基地を造らせない沖縄の決意に感動した。オール沖縄をオールジャパンの力に変えていきたい」と連帯を誓った。
 一方、辺野古海上の作業水域内では、沖縄防衛局の警戒船5隻と海上保安庁のゴムボート3隻が確認された。16日に設置された浮桟橋には複数のゴムボートが係留していた。【琉球新報電子版】