安保特別委19日に設置 審議入りは平行線


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 衆院議院運営委員会は18日の理事会で、自衛隊の海外活動拡大を図る安全保障関連法案を審議する特別委員会を19日の衆院本会議で設置する日程を決めた。与党側は21日に審議入りする日程も提案したが、野党側は応じず、引き続き協議する。

 理事会で野党側は、特別委で審議する法案をめぐり、自衛隊法などの改正案10本を「平和安全法制整備法案」として一括提出した政府の姿勢を批判した。
 ただ林幹雄議運委員長が「一日も早く特別委を設置し、もろもろの問題を与野党間で協議してほしい」と19日の設置を提案したのに対し、民主党と維新の党は最終的に受け入れた。共産党は設置に反対した。
(共同通信)