県民大会 在京紙も報道 毎日・朝日・東京は1面


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県民大会を報じる18日付東京、毎日、朝日各紙の1面

 3万5千人が集結し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を訴えた「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」(主催・同実行委員会)について、18日付主要在京紙のうち、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞が大会の様子を1面で報じたほか、総合2面や社会面などにも展開して伝えた。

読売新聞、日本経済新聞、産経新聞は中面で大会が開催されたことを短く掲載した。
 朝日は1面で大会の様子とともに決議文の概要や翁長雄志知事の発言などを紹介。社会面では「一歩でも二歩でも行動を」との見出しで、学生代表として登壇した古堅智美さんの発言や参加した若者の声を拾って掲載している。
 毎日は1面で大会の写真を掲載し、社会面に記事を展開した。社会面では、登壇して辺野古移設反対を訴えた翁長知事の写真とともに「うちなーんちゅ、うしぇーてならんどー」(沖縄の人間をばかにするんじゃないよ)との発言も紹介している。
 東京新聞は最も紙面を割き、1面に「3万5000人『屈しない』」との見出しで掲載したほか、2面、24面で大会の様子を伝えた。2面には大会決議文を全文掲載し、琉球新報の解説も転載。翁長知事による「子や孫がまた犠牲にならないか見極めないと」との発言も紹介した。社会面では東京から大会に参加した親子の声とともに、「つながる怒り」として、空軍のCV22オスプレイの配備が予定される横田基地での抗議集会も併せて掲載した。