辺野古沖、オイルフェンス再設置 市民ら抗議


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長島付近から沖合にかけて油防止膜(オイルフェンス)を設置する作業船=21日午前、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】新基地建設の準備が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沖の海域で21日午前、台風6号の接近で撤去されていた油防止膜(オイルフェンス)の再設置が始まった。オイルフェンスは長島から沖合に向けて張られている。

 新基地建設に抗議する住民らは、海上で抗議船やカヌーを出してオイルフェンスを張る作業船に向かって抗議している。海上保安官がカヌー10艇以上を一時拘束し、抗議船2隻を漁港まで移動させた。
 一方、陸上のキャンプ・シュワブのゲート前では市民約100人が基地建設に反対する座り込みを続けている。
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