松本浦添市長の不信任、賛成少数で否決 浦添市議会賛成9、反対16、退席2


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 【浦添】浦添市議会(又吉正信議長)は25日午前、臨時議会を開き、松本哲治浦添市長の不信任決議について審議した結果、賛成少数で否決された。議員定数27人のうち、賛成が9人、反対が16人、退席が2人だった。不信任決議を提出した野党7人と、共産党の議員2人が賛成、そうぞうの議員2人が退席、その他の議員は反対だった。

 松本市長に対する不信任決議は、選挙公約で松本市長が那覇軍港の浦添移設に明確に反対したのにもかかわらず、4月に受け入れを表明したことなどについて「公約違反が市民の中でさらなる政治不信を助長させていくことは明白で、これ以上市政運営を任せられない」とし、野党議員7人が提出していた。
 傍聴席は満席となり、入れない市民が廊下にあふれ、モニターを通して廊下で傍聴した。
【琉球新報電子版】