琉球新報社 
【東京】東京の国会議事堂周辺で２４日行われた「５・２４首都圏アクション国会包囲ヒューマンチェーン」の要請団らが２５日、内閣府を訪ね辺野古移設断念を求める声明文を安倍晋三首相宛に提出した。同時に官邸前で抗議行動があり、約１５０人が「辺野古に基地をつくるな」と声を上げた。
抗議行動では国会包囲に参加した市民が集まり、「辺野古新基地ノー」と書かれたプラカードや、２７日に訪米して新基地建設反対を訴える翁長雄志知事を激励する横断幕を掲げ、官邸に向けて「安倍政権は県民の声を聞け」などと訴えた。
実行委でピースボートの野平晋作共同代表は「辺野古反対の民意は表現しようのないほど明らかだ。本土でも沖縄のように盛り上げれば政府も動くだろう。沖縄を上回る行動に広げよう」と呼び掛けた。
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