翁長知事、首相らにかりゆし贈呈 辺野古問題触れず


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安倍晋三首相(左から4人目)らにかりゆしウエアを贈呈し笑顔の翁長雄志知事(同3人目)=25日、東京・永田町の首相官邸

 【東京】6月1日の「かりゆしウエアの日」を前に、翁長雄志知事が25日、官邸で安倍晋三首相にかりゆしウエアを贈呈した。知事と首相の面談は4月17日の会談に続き2度目。知事の訪米前で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画に注目が集まる中、双方とも辺野古移設問題には言及しなかった。

 贈呈式で翁長氏は「官邸のほうでも大変ご苦労いただいて6月からスーパークールビズをやっていただいている。ぜひかりゆしウエアを着ていただきたい」と期待した。安倍氏は「それぞれ似合うか分からないが、ありがとうございます。われわれは頂いたが、他の閣僚はこれから買うので間違いなく売れると思う。ぜひ沖縄経済に貢献したい」と述べた。
 知事は菅義偉官房長官、山口俊一沖縄担当相、望月義夫環境相らにもかりゆしウエアを贈った。【琉球新報電子版】