知事、埋め立て承認取り消し言及 辺野古移設で


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インタビューに答える沖縄県の翁長雄志知事

 沖縄県の翁長雄志知事は25日、都内で共同通信の単独インタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の前知事による埋め立て承認に関し、有識者委員会から7月上旬に承認取り消しが提言されれば「取り消すことになる」と明言した。

 翁長氏はこれまで、埋め立て承認の取り消しや撤回を提言されれば「検討する」と述べるにとどめており、一歩踏み込んだ。27日からの訪米を前に自身の決意を鮮明にし、米政府に対応を促す狙いがあるとみられる。
 翁長氏は1月下旬、埋め立て承認に法的な瑕疵がないか検証するため、大学教授や弁護士で構成する有識者委を設置。
(共同通信)