知事、首相にかりゆし贈呈 辺野古問題言及なし


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安倍晋三首相(左から4人目)らにかりゆしウエアを贈呈する翁長雄志知事(同3人目)=25日、東京・永田町の首相官邸

 【東京】6月1日の「かりゆしウエアの日」を前に、翁長雄志知事が25日、官邸で安倍晋三首相にかりゆしウエアを贈呈した。知事と首相の面談は4月17日の会談に続き2度目。

知事は27日からの訪米行動で米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に反対の意思を米側に伝えることにしているが、会談では双方とも辺野古問題には言及しなかった。
 贈呈式で翁長氏は「官邸も大変ご苦労いただいて6月からスーパークールビズをやってもらっている。ぜひかりゆしウエアを着てほしい」と要望した。安倍氏は「ありがとうございます。われわれはいただいたが、他の閣僚はこれから買うので間違いなく売れると思う。ぜひ沖縄経済に貢献したい」と述べた。
 知事と共にミス沖縄の町田彩美さん、阿波根あずささんが菅義偉官房長官、山口俊一沖縄担当相、望月義夫環境相らにかりゆしウエアを贈った。