サミット開催地、5日にも発表 首相、総合的判断を強調


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 安倍晋三首相は、日本が来年に議長国を務める主要国首脳会議(サミット)の開催地に関し、6月5日にも発表する方向で最終調整に入った。複数の政府関係者が5月31日、明らかにした。首相は同日、交通アクセスや警備面などを見極めた上で総合的に判断し、開催地を選ぶ意向を重ねて示した。選定作業は大詰めを迎えている。

 首相は31日、視察先の福島県柳津町で記者団に開催地選定について「候補地の交通アクセス、宿泊施設、会議場、警備といった観点を検討して判断していきたい」と表明。検討状況に関し「現在、全ての候補地について行っている。発表の時期や仕方については検討中だ」と述べた。
(共同通信)