政府、温室ガス26%減了承 首相、サミットで説明へ 


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 政府は2日午前、地球温暖化対策推進本部を開催し、2030年に13年比で温室効果ガスを26%減らすとした日本の新目標を了承した。安倍晋三首相は「国際的に遜色のない野心的な目標をまとめることができた。具体的な対策や技術の裏付けを伴うものだ」と述べた。

 安倍首相は、7、8日にドイツで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で各国に目標を説明。パブリックコメント(意見公募)を経て7月にも国連の事務局に提出する。年末にパリで開かれる国連の地球温暖化対策会議(COP21)でもこの目標を掲げ、新枠組み合意に向けた交渉に臨む。
(共同通信)