委員長職権で3日審議決定 安保特別委、野党欠席も


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 衆院平和安全法制特別委員会の浜田靖一委員長(自民党)は2日の理事懇談会で、安全保障関連法案の一般質疑を3日午後に実施する日程を職権により決めた。与野党の協議が決裂し、与党側の提案に応じた。民主、維新、共産の野党各党は反発しており、欠席も辞さない構えだ。

 与党は理事懇談会で、3、5両日の一般質疑と、来週の参考人質疑の日程を提案した。これに対し野党は「政府側の答弁を精査する必要がある」などとして3日の開催に反対した。
 一方、中谷元・防衛相は2日の参院外交防衛委員会で、南シナ海で活動を活発化させる中国を念頭に、オーストラリアとの関係強化に意欲を示した。
(共同通信)