河野氏、原子力ムラの跋扈ダメ 自民党PTに注文


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 自民党の河野太郎衆院議員は2日、党の原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)会合で、この日招いた有識者の人選をめぐって「原子力ムラが跋扈するヒアリングであってはならない」と吉野正芳座長らに注文を付けた。

 会合には元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏、原発の早期再稼働を目指す「原子力国民会議」の宮健三代表理事らが出席。原子力規制委員会が2012年9月の発足から3年以内に組織見直しの検討が規定されていることに絡み、規制委に対する監察制度の新設を求めたほか、新規制基準に基づく原発審査の長期化を問題視する意見が出た。
(共同通信)