辺野古沖、3基目のスパット台船設置 調査加速か


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設置作業が進むスパット台船(奥)=4日午前9時半ごろ、名護市の大浦湾

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設で4日午前、3基目のスパット台船が設置された。海底掘削(ボーリング)調査に使う台船が増えたことで調査が加速するとみられる。

 午前10時現在、海上保安庁のゴムボートなどを係留する浮桟橋のそばで設置作業が続いている。設置が完了後、新たな地点での掘削が始まるとみられる。大浦湾にはスパット台船2基と大型クレーン船2基がすでに設置されている。【琉球新報電子版】