増刷重ね7万部発行 辺野古移設パンフレット好評


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名護市が発行している辺野古移設に関するパンフレット

 【名護】名護市辺野古の新基地建設に関連し、市企画部が発行する計画の概要などを記したパンフレット「米軍基地のこと 辺野古移設のこと」が好評だ。2013年8月の発行から約2年で約7万部を発行した。

市の担当者は「関東、関西、北陸と全国から発注が相次いでいる。県外でも関心が高まっているのではないか」と話した。
 パンフレットは当初、市民向けに2万部発行され、ことし5月までに5回増刷した。14年10月まで12ページの冊子版だったが、ことし1月からは、ふるさとまちづくり寄付金から支出し、県外向けに4ページの概要版に切り替えている。埋め立て面積や高さを市民会館や名護市内に例えた部分をディズニーランドに変えるなど、県外の人にも分かりやすいように工夫した。14年には英語版も5千部発行した。
 仲宗根勤参事は「県外の人にもパンフレットを通して辺野古移設計画について知ってほしい」と話した。パンフレットは基地対策係のホームページでPDFでも公開している。ホームページはhttp://www.city.nago.okinawa.jp/9/8048.html