西普天間策定委が初会合 現行案、委員に提示


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 【宜野湾】3月末に返還されたキャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区に関する跡地利用計画策定委員会(委員長・池田孝之琉大名誉教授)の第1回会合が5日、宜野湾市役所で開かれ、計画の現行案が13人の委員に示された。

 同委員会は7月中旬までに計画案を審議し、市に答申する。市はこれを受け、7月末までに計画を庁議決定する。
 会合は非公開で行われた。宜野湾市によると、跡地利用計画の現行案とこれまでに実施した地権者アンケートの結果などが説明された。今後は委員で構成する専門部会を設置し、7月中旬開催予定の2回目の会合で計画案をまとめる。
 委員会は池田琉大名誉教授(都市計画)のほか、津嘉山正光琉大名誉教授(河川)、宮城邦治沖国大名誉教授(自然環境)、池田榮史琉大教授(文化財)、前里悦子建築士会宜野湾支部長(建築)、沖縄総合事務局の仲程倫由総務部長、県の謝花喜一郎企画部長、市内団体の会長で構成されている。