中谷氏、解釈で容認否定 集団的自衛権、13年雑誌で


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 中谷元・防衛相が2013年に雑誌の対談で、集団的自衛権をめぐり、憲法解釈変更による行使容認はすべきでないと発言していたことが7日、分かった。「政治家として解釈のテクニックでだましたくない」としていた。07年刊行の著書でも「これ以上解釈の幅を広げると憲法の信頼性が問われる」と記している。

 衆院憲法審査会に参考人として出席した憲法学者3人が、集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法案を「違憲」だと明言したことが注目される中、法案を所管する中谷氏の過去の発言も論議を呼びそうだ。
 雑誌は経営者向けの情報誌「ニューリーダー」の13年8月号。
(共同通信)