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【宜野湾】東アジア共同体研究所琉球・沖縄センター(緒方修センター長)は7日、宜野湾市の健康文化村カルチャーリゾートフェストーネで「元総理と語る会・沖縄の可能性、きみたちの可能性」を開き、高校生18人と大学生10人が鳩山由紀夫氏に東アジア共同体の構想や政治生活などについて質問した。
鳩山氏は「総理の時は、抑止力のために辺野古に戻らざるを得ないと言ってしまったが、軍事的には抑止力ではないと気が付いた」と話した。学生たちに「沖縄の豊かな国際性を地域同士の友好に生かし、国際人として世界に羽ばたく人材になってほしい」と激励した。
鳩山氏は「共同体実現のための具体的な行動として交流の場を作ることが大事だ」などと話し、現政権の政策や中国脅威論などは「真逆」と評価。「軍事でなく協力関係を作ることが望まれている」と強調した。