G7、岩礁埋め立て「強く反対」 ロシアには停戦合意履行要求


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 【エルマウ共同】ドイツ南部エルマウで開催中の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は7日夜(日本時間8日未明)、外交政策の討議に入った。安倍晋三首相ら各首脳は、中国による南シナ海での岩礁埋め立てについて「一方的な現状変更に強く反対する」との考えで一致。ウクライナ危機をめぐり、停戦合意が完全に履行されない限り、対ロシア制裁を継続する方針を確認した。北朝鮮の核・ミサイル開発と拉致問題では、強い非難で足並みをそろえた。

 8日の最終日に採択する首脳宣言に、こうした成果を明記する方針が固まった。G7は、中ロの行為は国際法違反だとして批判する姿勢を鮮明にした。
(共同通信)