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政府は10日、経済財政諮問会議を開き、経済財政運営の指針となる「骨太方針」の骨子を示した。新たな借金をせずに政策経費を賄えるかを示す国と地方の基礎的財政収支を、2020年度に黒字化する目標達成に向け、18年度に赤字額を国内総生産(GDP)比で1%に抑える中間目標を明記した。
16年度から20年度までの「経済・財政再生計画」(仮称)を策定することも打ち出した。歳出の増加を抑えつつ、民間主導の経済成長で税収を増やすことが柱だ。月末までに詳細を詰め、骨太方針決定後の16年度予算編成から反映させる。
(共同通信)