翁長知事、ケネディ氏と19日会談 辺野古見直し要望へ


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辺野古埋め立て承認に関し、取り消しや撤回を視野に検討する考えを示す翁長雄志知事=11日午前、那覇市の県市町村自治会館

 翁長雄志知事は11日午前、ケネディ駐日米大使と19日に初会談することを明らかにした。東京都内で会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画の見直しを求めるとみられる。那覇市内で開かれた日本記者クラブ主催の記者会見で答えた。

 仲井真弘多前知事による辺野古埋め立て承認に関し、翁長知事は「県と国それぞれ利益、言い分を考慮して行政法の専門家が法律的に撤回も可能だと言っている。取り消し、撤回を視野に検討する」との考えを強調した。
 弁護士や環境の専門家らでつくる県の第三者委員会が埋め立て承認に瑕疵があったかどうかを検証していることにも触れ「検証委の結論は最大限に尊重したい」との考えをあらためて示した。【琉球新報電子版】