読谷村議会、オスプレイ墜落に抗議 意見書を可決


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 【読谷】読谷村議会(伊波篤議長)は11日午前、米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのハワイでの墜落事故に対する意見書と抗議決議を賛成多数(賛成14、反対5)で可決した。

 決議文では、事故原因が究明されないままオスプレイの飛行訓練が実施されていることについて「県民の気持ちを顧みない横暴な行為であり、断じて許せるものではない」と批判し、県内に配備されているオスプレイの撤去、事故原因の究明などを求めた。
 村内のトリイ通信施設へのオスプレイ飛来停止と、横田基地へのCV22オスプレイ配備計画の見直しも併せて要求している。村議会は同日午後に沖縄防衛局を訪れ、直接抗議する予定だ。【琉球新報電子版】