今春統一選女性議席、自民5% 地方議員目標30%遠く


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 今春の統一地方選で地方議会に議席を得た全議員に占める女性の割合は14・2%で、政党別に見ると自民党の当選者中の女性は5・7%と主要政党では最低だったことが13日までの総務省集計で分かった。安倍政権は「2020年に指導的地位に占める女性の割合30%」の目標を掲げて自治体、企業に女性登用を求めているが、旗振り役となるべき与党の動きはなおも鈍い。

 連立相手の公明党は29・5%と目標に肉薄。ただ国会議員については、自民、公明いずれも10%程度で、主要政党では最低の維新の党に次ぎ下から2、3番目だ。
(共同通信)