集団的自衛権、名古屋でも異議 弁護士会が集会主催


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 愛知県弁護士会は14日、集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法案への反対を訴える野外集会を名古屋市中区の白川公園で開いた。約4千人が参加し、集会後は「集団的自衛権に異議あり」とシュプレヒコールを上げながら、繁華街をデモ行進した。

 集会では、県弁護士会の川上明彦会長が「憲法審査会で学者3人が法案を違憲と明言したことで潮目は変わり、政府は追い詰められている。憲法の危機を救うため、みんなで頑張りましょう」とあいさつ。参加者から盛大な拍手や歓声が上がった。
 集会に参加した名古屋市千種区の無職武田節さん(69)は「戦争法案には反対だ」と話していた。
(共同通信)