新基地阻止へ一丸 北中城村民会議が発足


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 【北中城】辺野古新基地建設の白紙撤回を求める「止めよう辺野古新基地建設! 北中城村民会議」が14日、発足し、村総合社会福祉センターで結成総会・大会が開かれた。約191人が参加した。

共同代表に新垣邦男村長や比嘉義彦村議会議長、前村長・議長、老人クラブ、婦人会、青年連合会関係者9人が就任した。14人の村議全員が辺野古反対の意思で会議の立ち上げに関わった。議員全員の参加は各地で結成されている同様の組織で初めて。
 新垣村長は安保法制や憲法改正の議論に触れ「沖縄に基地があって当たり前という風潮をつくろうとしている」と指摘。「基地はこれ以上造らせないと言っていきたい。村民一丸となって阻止しよう」と呼び掛けた。照屋寛徳衆議院議員やヘリ基地反対協の安次富浩共同代表も駆け付けた。
 今後、村民会議は辺野古を訪れる定期バス運行を主な活動とし、今月28日に辺野古を訪れる予定。「北中城そんみんかいぎ」のブログなどで情報発信する。