辺野古沖、海上の作業継続 市民ら「新基地建設やめろ」


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新基地建設に抗議の声を上げる市民ら=15日午前8時すぎ、名護市辺野古

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画で15日午前、大浦湾のスパット台船3基と長島付近の大型クレーン船に作業員の姿が確認された。沖縄防衛局がボーリング(海底掘削)調査や関連作業を行っているとみられる。

 基地建設に反対する市民らは大浦湾の海上と名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で「建設やめろ」と抗議の声を上げた。
 海上で抗議するカヌー隊「辺野古ぶるー」の15艇や抗議船3隻は、掘削現場に近い浮具(フロート)沿いで作業中止を訴えた。ゲート前では午前10時すぎに「沖縄市民会議」のメンバー約50人が訪れ、計約100人が集会に参加した。【琉球新報電子版】