派遣拡大で隊員PTSDの可能性 防衛相「精神的負担は大きい」


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 中谷元・防衛相は15日の衆院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案に盛り込まれた自衛隊の海外活動拡大に伴い、隊員が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する可能性があると認めた。「過酷な環境下での活動が想定され、隊員の精神的負担は大きい。PTSDを含む精神的な問題が生じる可能性がある」と述べた。

 同時に「隊員のストレス軽減に必要な措置を講じ、メンタルヘルスチェックを常に行いたい」と述べ、健康管理に万全を期す姿勢を強調した。
(共同通信)