6月県議会きょう開会


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 県議会6月定例会が16日、開会する。与党が提出した県外からの埋め立て用材搬入に伴う外来生物侵入を規制する条例案については、特別委員会を設置して審議することを15日の議会運営委員会で決めた。

 翁長雄志知事は県いじめ防止対策審議会を設置するための条例案や非飛散性のアスベスト(石綿)の解体工事を行う際に届け出を義務付ける県生活環境保全条例の改正案、豊見城市に新築する沖縄空手会館の工事請負契約など17議案を提出する。補正予算はない。
 代表質問は24日、一般質問は29日に始まる。翁長知事の訪米の成果や県外郭団体の人事登用について、野党の自民党は厳しく追及する構えを見せており、議場内で激しい論戦が繰り広げられそうだ。
 15日に開かれた議会運営委は、外来生物侵入を規制する条例案の取り扱いをめぐって紛糾し、本会議開会前から与野党間の対決ムードが高まった。