集団的自衛権行使、合憲性で論戦 今国会2回目の党首討論


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今国会2回目の党首討論を行う安倍首相(左)と民主党の岡田代表=17日午後、国会

 安倍晋三首相と民主党の岡田克也代表ら野党3党首は17日、今国会2回目の党首討論に臨み、安全保障関連法案や集団的自衛権行使の合憲性をめぐり論戦を繰り広げた。首相は法案の「正当性、合法性には完全に確信を持っている」と述べ、今国会成立への意欲を強調。岡田氏は「憲法に合致しているとは言えない。憲法違反だ」と断言した。

 首相は、1959年の最高裁砂川事件判決を引き合いに「必要な自衛の措置はどこまで含まれるのか、国際状況を見て常に判断しないといけない」と述べた。
 維新の党の松野頼久代表は、安保法案への対案で「修正協議に応じるつもりは全くない」と表明した。
(共同通信)