台湾総統選、与党が洪氏公認提案 初の女性対決へ


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 【台北共同】台湾与党の国民党は17日、幹部会合を開き、来年1月に実施される次期総統選の党公認候補を立法院副院長(国会副議長)の洪秀柱氏(67)とすることを、7月19日の党大会に提案すると決めた。大会で洪氏が公認を獲得し、出馬が決まる可能性が高い。総統選に出馬となれば、野党の民主進歩党(民進党)の公認候補、蔡英文主席(58)と、事実上初の女性対決となる。

 国民党は昨年11月の統一地方選惨敗の混乱をひきずっており、総統選は現時点で蔡氏が優勢とされる。洪氏は知名度の低さや党内基盤の弱さが指摘される上、中国との統一志向が強いとみられている点もマイナス要素。
(共同通信)