2カ所で掘削調査確認 ゲート前で抗議行動


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シュワブの第1ゲート前で「艦砲ぬ喰ぇー残さー」を合唱する「辺野古新基地を阻止する読谷村民会議」のメンバーら=19日午前10時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は19日午前、大浦湾の2カ所で海底掘削(ボーリング)調査を継続している。

スパット台船3基のうち、2基が掘削棒を海底に向かって延ばしている。掘削機を積んだ大型クレーン船は調査していない。海上では市民らが抗議船3隻とカヌー16艇を使ってフロートの内外で抗議行動を続けた。
 米軍キャンプ・シュワブのゲート前では午前6時ごろから、移設に反対する市民らが集まり、工事関係車両が基地内に進入することを阻止する行動を展開した。同9時半ごろからはゲート前や瀬嵩の浜で抗議集会を行った。ゲート前の集会中には、工事関係車両とみられるダンプ7台が基地内に入るのが確認された。
 【琉球新報電子版】