9月27日まで国会延長へ 安保法案再可決も視野


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 与党は22日、安全保障関連法案の成立を図るため、24日までの会期を95日間延長し、9月27日までとする方針を決めた。安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表が22日午後、国会内で会談し、確認した。参院で審議が遅れても衆院で再可決し、成立させられる日程を想定している。22日午後に衆院本会議で延長を議決する。通常国会での延長幅は1982年の第96回国会の94日間を上回り、現行憲法下で最長となる。

 安保法案は5月26日に衆院本会議で審議入りした。与党は審議時間「80時間」を委員会での採決の目安としてきたが、19日までの審議は約51時間にとどまる。
(共同通信)