首相、10月に内閣改造を検討 自民役員人事も


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 安倍晋三首相(自民党総裁)は9月の党総裁選での再選を前提として、10月に内閣改造と党役員人事に踏み切る検討に入った。複数の政権幹部が23日、明らかにした。9月27日の国会閉会と同月下旬に米・ニューヨークで開かれる国連総会出席を経て、秋の臨時国会に新体制で臨む方針だ。来年夏の参院選をにらんで政権運営の継続性を重視し、菅義偉官房長官や谷垣禎一自民党幹事長らの続投が有力視される。大幅改造は避けるとの見方も出ている。

 自民党は9月30日の総裁任期満了に伴う総裁選を「9月8日告示―20日投開票」の日程で実施する方向で調整する。国会会期中の総裁選となる。
(共同通信)