首相、安保法案の今国会採決明言 「決めるときには決める」


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 安倍晋三首相は26日の衆院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案について会期延長後の今国会での成立に意欲を示した。採決時期をめぐり「どこかの時点で議論が尽くされたと判断されれば、決めるときには決めることになる」と述べた。民主党の岡田克也代表は報道各社の世論調査結果について「半分以上の人が法案に反対か、今国会成立に慎重だ」と指摘し、早期の採決に反対した。9月27日までの長丁場に突入した延長国会の安保論戦が再開した。

 首相は安保関連法案に関し「国会の議論が不十分だとの意見が多いのは承知している。会期を過去最大幅に延長し、十分な審議時間を取った」と説明。
(共同通信)