台船1基が海中に掘削棒 大阪からゲート前市民激励


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米軍の新基地建設に反対する市民らを激励する大阪平和委員会のメンバーら=28日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前

 米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古では28日、海底掘削(ボーリング)調査を実施するスパット台船3基のうち1基が掘削棒を海中に延ばしているのが確認された。台船上に作業員の姿はない。うち1基は大型クレーン船上に回収された状態となっている。残り1基は海上にあるが作業は確認されていない。

 米軍キャンプ・シュワブゲート前では、新基地建設に反対する市民らが抗議行動を展開している。午前中には大阪平和委員会のメンバーら約40人と新基地建設の白紙撤回を求める北中城村民会議からの参加者約20人がゲート前を訪れ、座り込む市民を激励した。
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