核協議、交渉期限は延長とイラン 欧米と対立解けず


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 【ウィーン共同】イラン核問題の包括解決を目指す欧米など6カ国との協議について、イラン政府当局者は28日、共同通信の取材に「今月末の最終合意期限を延長することが決まった」と述べた。延長する期間は未定だが、数日から1週間程度での最終合意を模索するとみられる。

 当局者によると、ウィーンでケリー米国務長官らとの交渉を続けているイランのザリフ外相は同日、協議を離れていったん帰国する予定。最高指導者ハメネイ師らに状況を報告し、判断を仰ぐもようだ。
 協議に合流した欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、記者団に「必要なら期限を数日間延長する」と語った。
(共同通信)